マジパンとは

カテゴリー │2015年静岡県洋菓子作品展

マジパンとは、アーモンドと砂糖を原料とした、いわば日本で言うところのアーモンドで作った「お餅」のようなものです。

一般には、マジパンはこれを使って飾り作るイメージが強く、マジパンを食べるイメージは薄くなりがちの食材ですが、ケーキ生地の中に入れて詰め物にも使用されています。 

マジパンは現在、世界でも重要な位置を占めるお菓子の食材となりました。その起源は意外に古く、紀元前後には既に食されていましたが、今日のような材料としてではなく、主食として食され、お菓子の材料として使われ始めたのは10~13世紀でした。
十字軍遠征時代の銀貨に刻まれていた言葉"Mauthaban(マウタバン)"であり、その言葉が刻まれた高価な医薬品用の箱に、のちにマジパンを入れるようになった。これがマジパンの語源です。

マジパン発祥の地は「ドイツ・リューベック」でリューベックのマジパンは昔から変わらない原料の配合と、風味を損なわないために手間暇をかけた丁寧な製法によりその品質の高さは、世界中から定評があります。最近は、アーモンドと併せて、他のナッツ類を使用したものも多く出回るようになりました。 



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